HOME>計装士試験問題

執筆担当者:小柴 洋児
【この講座(連載)の特徴】
計装工業会で検定委員を長年務め,何が理解されていないのかの知見にたって,応用が利くように問題を展開する。

ログイン不要で全文閲覧可能!
このコンテンツは会員登録されていない方でも全文閲覧が可能なフリーのコンテンツです。
ご一読いただき,共感を見つけていただけましたら是非計装Cubeに会員登録を。

 

 

計器【温度計】

【計器】

  問3.     下記は,JIS C 1604 に規定されている「測温抵抗体」について述べたものである。
    空欄に記入すべき,適切な語句または数値を答えなさい。

 

  (1)このJIS C 1604には,「Pt100」の他に「Pt 」 が規定されている。
      Pt は,600℃以上での測定における信頼性を高めるため,太い抵抗素線でつくられている。
      Pt100の0℃,100℃における抵抗値は,それぞれ Ω, Ω である。

      また,Ptでは,それぞれΩ,Ω である。  

  (2)測温抵抗体の内部導線の結線方式には,下図の3種類がある。


      A,Bは端子記号である。色表示する場合は,Aは,Bはである。
      は,内部導線や導線の温度変化で誤差が生じる。
      は,この誤差を小さくでき,工業計測で多く用いられる。
      は,原理的にこの誤差を排除できるが,煩雑なので高精度の測定を要する場合に使われる。

  [解答]
     @:10   A:100   B:138.5   C:10   D:13.85
      E:赤   F:白   G:2導線式   H:3導線式   I:4導線式

  [解説]
     B,Dは,過去に出題されたこともあり,この程度の数値は憶えておくこと。
     また,3導線式や4導線式で,誤差を小さくできる,あるいは排除できる原理をよく理解しておくことも大切である。