HOMECube実感講座>現場計測まめ知識

執筆担当者:榎本 究
【この講座(連載)の特徴】
測れなかったものをどう測るのか。
現物で工夫された極限の先端技術を届けます。
【執筆者紹介】

1950年生まれ。
「計測」を専門とする。計装関連の企業に入社後,ソフトウエア (プログラミング)を除くすべての計装業務を広く浅く経験。そのため計装現場の片隅の声にも敏感。現役,関心事は極限計装設計と校正。公的な様々な規格・基準の委員も務めている。

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 この欄を通じて何度も述べたと思いますが,重厚長大産業のプロセス分野での出来上がった製品は1kg当たり数百円から数千円がほとんどであり,主なプロセス量の計測領域は高温,高圧,高効率が共通の要素であります。それにともないそれらの装置をエンジニアリングする計装技術者も高温,高圧,高効率に関係する項目の設計がほとんどです。しかし,どうでしょう1kg当たり数百万から数千万円する製品を生産しているプロセスの方が付加価値も非常に高く,後発工業国からの突き上げも怯えることが無く製品メーカとしては安心していられます。
(−本文より−)

更新日:2007/08/20

今までの計装技術を支えてきた産業は,重厚長大産業である石油精製,化学合成,鉄鋼などです。主なプロセス量としては温度,圧力,流量等で圧力もかなり高いほう圧力が殆どで,今回のタイトルにある真空圧力が製品の品質に直接影響を与える事はほとんどありませんでした。しかし,ほとんど産業がそうであるように従来型産業の企業は付加価値の高い製品を生み出そうと努力をしています。
(−本文より−)

更新日:2006/10/17

多くのCube読者諸兄はプロセス産業に関わり合い,静定圧力(学術的にはこう表現します)の計測・制御の世界で業務を行ってきたと思います。プロセス産業の中の計測・制御システムのほとんどは圧力を時間的(ミリ秒単位)変化,空間的変化のない定常状態で一定の値を持つ量として取り扱っています。また時間的,空間的な変化を伴う変動圧力は,しばし雑音として判断され,刹那の瞬時値での定値制御を行っている場合がほとんどです。………。 (−本文より−)

更新日:2006/08/27
Cubeの読者のほとんどの方にとっては,プロセス量の相対湿度や露点は,現在携わっている製造プロセスの制御対象量ではないと思います。せいぜい計装空気の乾き具合を監視するために,露点計を使用するぐらいでしょうか………。
更新日:2006/04/24
先日,「BSL-4施設の本格的稼動へ」の記事が,新聞の第一面を飾っていました。
 バイオ施設のように,様々なバクテリアや細菌を使用して実験を行う場合,建物内雰囲気を外気と遮断する必要があり,密閉系の空調制御しなければなりません。
  つまりBSL-4のような施設内では外気大気圧に対し負圧にしなければならないのですが,かといって差圧を大きくすると内壁に力が加わり様々な障害が発生しますので,微差圧制御が必要です。さらに建物内と外気との制御だけでなく,建物内の各部屋や廊下,出入り口等も圧力バランス制御(zonning)をしなければなりません。
更新日:2006/01/10
我々は日常生活の中で,酒,味噌,醤油,納豆,ヨーグルト等,毎日のように微生物の恩恵を被っている。最近では環境汚染物質の分解や,化学合成の限界を打ち破るために,人工角膜,人工軟骨,人工血管など高度医療や創薬にも積極的に微生物が利用されている。もちろんこれらを,製品として一定の品質を保つためには,プロセス計測・制御が必要不可欠な技術となっている…
2005/09/14
今,2件ほど非常に高速応答の必要な計測・制御システムの設計をしている。制御系にミリ秒単位の時間軸が入ってくる。プロセス量である物理量,化学量が変動する。
このための計測システムを構成するのに,高速系の操作端は信頼性のある機器が存在している。また,なんとか高速応答を持つ流量センサ,圧力センサ,ケミカルチップはあった。一番厄介だったのは温度センサである…
2005/07/26
経産省の物づくりで育成すべき産業のキャッチフレーズは「少量で高付加価値のある製品」である。その一つにバイオ関連がある。食品,製剤などが主な産業であり「Ton」でなく「g」で勝負する業界である…
2005/06/10
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