計装設計あれこれ
執筆担当者:乙女 親爺(おとめ おやじ)
【この講座(連載)の特徴】
国内外のプラント経験豊富な執筆者が,計装設計の間近で起こった出来事を綴ります。
【執筆者紹介】

某エンジニアリング会社を引退後,関連会社で顧問として活躍している。
:名前の由来:
「乙女」は,計装屋草分け時代の諸先輩方が好んで用いたもの。 (当時流行のAutomation=オートメーション→オートメ→乙女で, 「乙女クラブ」とか「サロン乙女」とかいう会がありました) 「親爺」は「若者」の対語。または「オヤジギャル」の向うを張って。

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計装屋の中堅またはベテランたるアナタは、やはりリーダーとして、後輩方の「半歩」前を歩かなければなりません。日頃の業務(ルーチンワーク)については、半歩どころか十歩も百歩も先を行っている、との自負をお持ちでしょう。ただ、日常業務から外れた、新しい問題についてはどうでしょうか? 例えば、ある日突然トップから降って来た、開発テーマ「海外生産拠点を含む全社的経営システムの構築」だの、部内ミーティングで若手から提案された「プラント内計装システムのワイアレス化」に取り組むハメになった場合。 (本文より)   

更新日:2009/12/12

先の入院で「麻薬常習犯」ならぬ「インシュリン常用者」になってしまった筆者。最初は神妙に「運動」「食事療法」とともに日に三度三度血糖値測定とインシュリン注射を続けていましたが、なんともこれが「鬱陶しい」。外出先では血糖値測定や注射がママならぬことも多いし、外食すると往々にして血糖値が急騰。逆にインシュリンが効きすぎれば「低血糖症」となってときには命にかかわることもあると脅かされ、「ぶどう糖」が必携の「お守り」。 (本文より)   

更新日:2008/10/01

前稿では、プロセス変数の分類とそれらと制御系の関係を述べました。ここではより具体的に、プロセス(プラント)を構成する基本的な要素を例にとって、プロセスまたは制御の「自由度」を検討します。 (本文より)   

更新日:2008/09/01

一ヶ月ほど入院してしまいました。本稿も休載となってしまい申し訳ありませんでした。
   入院後暫くは疾患による体調の不調もあり、ベッドに横たわることが多かったのですが、治療のおかげで快方に向かい、ほぼ「フツーの人」並みになってくると退屈になってきます。病室にテレビはあるもののこれといって見たい番組はなく( 特に日中)、「ダメもと」でパソコンを持ち込んだものの、やはりインターネット(本当はこれが一番のねらい)には繋がらずで、結局、売店で買ってきた新聞、雑誌を読むか病院内を徘徊する他ありません。
入院にはいろいろなルールがあって、これに従わなければなりません。まずは起床/消灯時間、眠くても起き、眠くなくても寝なければなりません( 10時以後のテレビもご法度)。
  起きぬけと消灯前には看護師が廻って来て問診。三度の食事も決まった時間。午前中は、やはり看看護師の巡回で血圧やら体温やらの測定。ゴミ集め、床掃除、ベッドメーキング、などなど。午後も看護師の巡回と測定、朝か夕方には主治医の回診。何かの検査があれば、その準備( 下剤と腸洗浄、それに伴うトイレ通いなど)、それらに会わせて部屋を空けたり、在室して待機したり。当方の場合、それに加えて日に三回( 一時は日に数回)ナースステーションへ出向いて血糖値の測定とインシュリンの注射(自分でやるのです)がありました。
 刑務所よりはよさそうですが、結構「束縛」された生活です。自分の自由になる時間が少なく、「こま切れ」になります。
これは「自由度」のモンダイです。 (本文より)   

更新日:2008/08/01

筆者はほとんど興味がないのですが、プロ野球の世界ではFA(フリーエージェント)という制度があるようです。これは、筆者の理解では、一定期間以上プロとして勤めると、所属チームからの制約(契約=束縛)から解放されて、自分で活躍の場を選択できる(勿論、相手あってのものですが)というもののようです。

 

計装屋たるもの、このFAを目指すべし、というのが本稿の趣旨です。 (本文より)   

更新日:2008/05/01
最近,旧職場の現役後輩諸兄と会う機会が何度かあっていろいろ話している中で,改めて「技術の伝承」ということを考えています。(本文より)   
更新日:2008/04/01
最近,旧職場の現役後輩諸兄と会う機会が何度かあっていろいろ話している中で,改めて「技術の伝承」ということを考えています。(本文より)   
更新日:2008/03/03
世の中,どんどんスピードアップされています。技術革新のお陰でなんでも効率化されたのはよいのですが,かわりに仕事量も増えたりして,絶えず追われているような気になったりもします。(本文より)   
更新日:2008/02/05
筆者の「お宝」は一枚の盆です。直径80cmほど、アラブ幾何学模様の真鍮製の「打出し」の盆。今となっては、エキゾチックな民芸品などを扱っている店で容易に手に入るものかもしれません。居間の壁に掛けてあります。さほど高価なものでもありません。でも、それが「僕のお宝」なのです。話は30年以上遡ります。1970年代初め、筆者が初めて担当した海外ジョブ。客先はアルジェリア国営企業。それまで専ら調査・研究・開発を担当し、会社から派遣された大学院から帰ってきて与えられた初めての「実ジョブ」でした。しかもその任務は、客先要員の「教育・訓練」。 (本文より)   
更新日:2008/01/10
先日ある業界団体の総会・交流会にOBとしてご招待を受け出席しました。この団体とは、通称IPC (Instrumentation & Process Control Engineers Association 「計装制御技術協会」) と呼ばれているもので、プラントエンジニアリング企業十数社の計装部門を正会員とし、計器メーカー・ベンダー、工事会社等約百社を賛助会員とする任意団体です。(本文より)
更新日:2007/12/01
筆者が現役の頃,社内ではよく「P & I 検討会」が開かれました。ひとつのプロジェクトがスタートすると必ず開かれます。これまでにもしばしば述べてきた,「P&ID」(Piping & Instrument Diagram) の検討会です。(本文より)
更新日:2007/11/01
最近の計装システムは,上は経営情報・管理・計画システムから,下は個々の生産設備に直結したコントローラーまで,階層化・統合化された「トータルシステム」になっています。生産設備に直結する運転制御レベルでも,DCSによる個々の制御ループの上位に,装置(または設備)単位の制御システム(最適化制御,省エネ,環境対策など)のいわゆる「アドバンストコントロール系」が組まれることがあります。(本文より)
更新日:2007/10/03
前編の続き的な話です。
最新の「計装」9月号,創刊50周年企画には大いに触発させられました。巻頭の公開座談会に始まり,「次世代型工場への展望〜要素技術と将来像」「工場革新へのソリューション提案」の各論展開,そして巻末の特別記事「計装の50年とこれから」に至るまで,「老兵」は久々の興奮とともに一気に読みふけりました。ぜひご一読をお勧めいたします。 (本文より)
更新日:2007/09/01
先般,計装屋OBの懇親会がありました。これは,「計装倶楽部*」と称する団体で,凡そ「計装屋」を自認する人達の集まりです。計器メーカー,エンジニアリング会社,石油・石油化学などの生産企業,計装工事会社などのOBが参集しています。多くのメンバーは元の所属をリタイアしていますが,未だ現役の「計装屋」として,あるいはコンサルタントなどとして活躍している方々も居られます。目的はあくまでも「計装屋」の親睦です。現役時代のような「業界団体」でも「学会」でもなく,あくまでも「仲間」の集まりです。 (本文より)
更新日:2007/08/01
「防消火屋」
防消火設備・システムの専門グループ。計器室、機器室、バッテリールームなどの火災検知・報知システム、プラント内の(可燃・有害)ガス検知システムなどでICSとの関わりがあります。また、プラント内の消火用水システム(工業用水/海水)、消火用緊急ポンプ シーケンスなどで「取り合い」が発生します。 (本文より)
更新日:2007/07/01
「土建屋」
今はこの呼び名はあまり聞かれなくなりました。要は、土木・建築担当です。プラントの「下物(基礎など)」「上物(建屋、鉄骨など)」を扱います。プロジェクトが始まってまず彼らに「せっつかれる」のが、地下埋設ケーブルのルートと寸法、計器室や機器室(ラックルーム)の広さです。こちらがまだ「プロセススタディ」最中なのに…と恨めしく思う時がよくあります。(本文より)
更新日:2007/06/01
リタイアして十年近く,現役時代の仕事のあれこれを思い返すとき,浮かんでくるのは,不思議と計装屋仲間の顔ではなく,一緒に仕事をした他部門の仲間の顔です。あのジョブではあの部のアイツとよくやりあったなぁとか,あのときは「○○サン」にいろいろ教えてもらったなぁとか…。
会社のOB会などでも,(計装部門だけのOB会でなく)全社的なOB会で久々に会った他部門の旧友とのほうが昔話がはずんだりします。
(本文より)
更新日:2007/05/01
「ヤクザ」の「手打ち式」ではありません。正真正銘の計装屋同士の「手打ち式」です。それもオーバーに言えば「(アラブvs USAの)文明の衝突」から生じた「モメゴト」の…。
(本文より)
更新日:2007/04/02
世の中、「データの偽造または偽装」の類が蔓延しています。食品メーカーのデータ偽装、「強度計算書」の偽装問題も再燃。他にも自動車の欠陥、電力会社や石油会社のメンテナンスデータ偽装、あるいは、ガス湯沸し器の「不適切な事態」の(故意の)「隠蔽」または(認識欠如による)「放置」(「官」も「民」も…)などなど。 こうした事態を見ていると、改めて「計装屋のモラル」ということを考えさせられます。
(本文より)
更新日:2007/03/01
計装システムのトラブルは,大抵の場合,プラントが試運転や本運転に入ってから発生,発見されます。試運転段階などでプラントが「工事屋」から「運転屋」に引き渡された後,「おーい計装屋」「おーい計装屋」とコヅキ回されるのは「計装屋」の宿命とも言えます。
(本文より)
更新日:2007/02/01
毎年暮れになるってぇと落語の枕に出てくる科白に「味噌漉しの,底に残れる大ミソカ,越すに漉されず,漉されずに越す」ってぇのがありますな。今日はひとつその落語調でいきましょう。
(本文より)
更新日:2007/01/10
先日あった計装屋仲間の飲み会で歳末の交通取締りが話題になりました。酒酔いや酒気帯び運転は論外として,スピード違反取締りで議論が起こりました。取り締まる側は何を根拠に対象車の速度を測定して制限速度何キロ超過と断定しているか,というものです。
距離の分かっている二地点間の通過時間,ドプラー効果を利用した速度計,追跡するパトカーまたは白バイの速度計などなどが挙げられましたが,問題はそれぞれの計測の精度がどうかということだ,という点で一致しました。
(本文より)
更新日:2006/12/18
自宅をリフォームしています。新築後二十何年住み続けた家屋で,骨組みは軽量鉄骨構造なので耐震強度に問題ないことはチェック済みですが,内装はかなり古くなりました。特に一階の二部屋は妻がやっていた学習塾の教室になっていたのでかなり傷んでいました。塾を後継者に引き継いで引退したのを機会にリフォームすることになったものです。 この家を建てた住宅メーカーと契約,日程も決まって,職人さんが入ってきました。ここで改めて思い出したのが「段取り」です。(本文より)
更新日:2006/11/06
前々回は「取り合い」の話をしました。関連部門との「責任分界」です。これと同時に,というより,これ以上に重要なことが「チームワーキング」です。(本文より)
更新日:2006/10/02
計装屋の仕事のなかで,各種計装材料の材質選定は重要な仕事です。最近の計装屋はソフト寄りになってきて,ハードの材質選定からだんだん遠ざかっているのではないかという気もしますが,疎かにはできない問題です。(本文より)
更新日:2006/09/03

  三角関係での恋人の取り合いではありません。仕事を進める上での,関連部門との「仕切り」「取り決め」「責任分界」などです。計装屋は,いろいろなセクションと関連があるので,いきおい「取り合い」もいろいろなセクションとやる必要があります。また,仕事にも,設計段階から,調達,建設,運転といろいろなフェイズがあるので,そのそれぞれの場面で「取り合い」を明確にしておく必要があります。
(本文より)

更新日:2006/08/01

  「エレベーター事故」がニュースになっています。以前の「回転ドア事故」も似たようなものと考えます。対象がプラントでないにせよ,「計装屋」として,見逃すことは出来ません。ここで考えるべきことは多々あります。 (本文より)

更新日:2006/07/03

 筆者が現役を退いて数年後,あるエンジニアリング企業(古巣に非ず)からコンサルテーションを依頼されました。その会社が納入した食品プラントが運転に入ったところ,トラブル続出とのことでした。とにかく設計どおりに動かない,一つつぶすと次のトラブルが出る,といった具合で,現場で「モグラ叩き」をやっていました。客先(エンドユーザー)にせっつかれて,現場での総合テストもそこそこに実運転に突入した直後とのことでした。(本文より)

更新日:2006/06/03

 「システムコンフィギュレーション」という言葉は,現在では極めて多くの分野で,特にITの分野では多種多様な概念とともに使われているようですが,ここで言う「システムコンフィギュレーション」は,かなり限定したものです。すなわち,我々の対象とするプラントや生産設備のICS(Instrumentation & Control System)の全体構成を表すものを指します。 (本文より)

更新日:2006/05/12

 計装設計は,「プロセススタディ」から始まります。制御対象となるプラントを知ることです。そのベースとなるのが,(特に連続プロセスの場合)PFD,PIDです。若い頃,「PIDこそは計装屋のバイブルである」と教え込まれたものでした。これに加えて,「Process description」なる記述体の概要書,さらに場合によっては,運転要領書などを参照することもあります。
(本文より)

更新日:2006/04/04

 客先に提出する見積り(プロポーザル)の場合であれ,既に受注したプロジェクトの遂行の場合であれ,各ベンダーや工事サブコンに引合いし,提出された見積りを評価する必要があります。これを見積分析(Cost analysis),見積評価(Cost evaluation)などと呼んでいます。 これも,コマーシャル(主としてコスト)とテクニカル(技術的評価)の両側面があり,社内分業化が進んだ現在では,前者は調達部門に委ねられ,計装屋としては「テクニカルエバリュエーション」のみを行うケースも多いかと考えますが,ここでも十分な協調がないと,思わぬ「落し穴」に陥ります。
(本文より)

今回の「計装設計あれこれ」は前回に引き続き「見積もり」というジョブを考察します。
更新日:2006/03/01

 エンジニアリング企業の場合,その業務の大半は受注したEPC(設計・調達・建設)ジョブをこなすことです。しかし,仕事を受注するためには,必ず見積り━それも多くの場合競争入札━を行わなければなりません。「食い扶持」を獲得するための見積りはしたがって,全社挙げての重要な業務なのですが,ほとんどの場合,客先からコストは支払われません。ビッグプロジェクトともなると,見積りコストが億のオーダーになることもあります。これで受注に失敗すれば,「泣き」をみるのです。如何に少ないコストで,高い精度で,客先にアトラクティブで,かつコンペティティブな見積り(プロポーザル)を提出できるかが勝負どころです。(本文より)
 
  今回の「計装設計あれこれ」は「計装屋」さんの「見積もり」というジョブについて筆者の経験に基づいて考察します。

更新日:2006/02/01

 マンション・ホテルの構造計算書偽装問題が話題になっています。 これで思い出したのが,インテグラルオリフィスの強度計算です
 新米を「卒業」して,当時の国内としてはビッグジョブを任された頃のことです。客先は一流石油化学企業で,計装担当者も優秀な方々ばかりでした。あるサービスに小流量の測定が必要となり,検討の結果,オリフィスプレートとオリフィスフランジが一体化した「インテグラルオリフィス」を採用しました。( 最近の製品は,差圧発信器と一体型のものが多いようですが,以前は,それ自体単体でも供給されていました )。

更新日:2006/01/10
 計装にかかわるエンジニアリングにはいくつもの側面があります。まず初めに対象となるプラントまたはプロセス,工場,施設,設備など「制御対象」の理解。そのプラントはどんな原料を使って,どのような操作で,どんな製品を作るのか,それにはどんなユーティリティーが必要か,運転制御のためにどのような制御ループが組み込まれているか,制御ループを構成する発信器,操作器は何か,などを理解する必要があります。これらは通常,PFD, PIDなどに表現されていますが,制御に関する部分は必ずしも完成されていない場合もあり,この場合には,プロセス屋または設備屋などと一緒になって検討を行い,確定する必要があります。プラントオーナー企業の計装屋さんの場合は,自社開発のプロセスであればその段階から参画して,PFD, PID作成にも関わっているケースが多いのかもしれません。いずれにせよ,この段階では,そのプラントに関わる知識(例えば,化学工学の単位操作とか,機械工学の運動力学とか)が必要でしょう。計装屋にとっては,必ずしも専門的知識が十分でない場合が考えられます。計装屋が「床屋の小僧」たるべき場面です…
更新日:2005/12/01
一週間以内で地球を一回りしたことがあります。早回り競争に応募したわけではありません。駐在していた現場(アルジェリアのサハラ砂漠―首都アルジェから900キロ内陸)を発って,パリ―ニューヨーク―ヒューストン―ロサンジェルス―日本―パリから現場に戻るまで,一週間を切る慌しい旅でした。どこで日が暮れ,どこで夜が明けたか正確には憶えておりません。ヒューストンで一日,日本で二日打合せを行った他は,ずっと移動中の飛行機の中でした。…
2005/11/01
「安らかにお眠りください。過ちは繰り返しませんから」…「原爆の碑」ではありません。筆者が関係したあるプロジェクトのプラントの片隅に立てた小さなプレートです。文頭には,「傷付きしケーブルこの下に眠る」という文言があります…
2005/10/11
最近の経済活動の国際化は目覚しいものがあります。これまで国内で製品を生産していた企業が,子会社や合弁企業を設立して工場を海外に建設したりする例が増えています。こうした「海外プロジェクト」を担当する場合に留意すべき点は多々あると考えますが,そのひとつに英文の契約書や技術文書を読み書きしなければならないことがあります。その例として,「Shall」と「Should」をとりあげます…
2005/09/10
プラントのエンジニアリングにおいて他のセクションのエンジニアから「計装はどうもわからん」と言われることがよくありました。機械,電気,土建などという古くからある程度確立した技術分野からみると,比較的新しい分野だったためかもしれません。筆者などが新米社員だった頃は,独立した「計装部」や「計装課」のある会社は少なく,大抵は「電気部計装課」や「電気課計装係」でした。この頃の計装システムはまだ空気式全盛時代で,電子式が普及しつつあるものの,信号統一も成っていない,といった頃です…
2005/08/01
前回は「床屋の小僧」で,今度は「置屋の芸者」? …とお思いでしょうが,まあ聞いてください。
「芸者」は,「芸妓」「芸子」などとも呼ばれる職業で,「料亭」「貸席」「待合」などの「お座敷」を「芸」をもってとりしきる人たちです。「置屋」とは,芸者さんが所属しているプロダクションのようなもので,ここからいろいろな「お座敷」に派遣されて「芸」を披露したり,席を取り持ったりするのです。
お相手は「お座敷」に上がった人たち。下町の床屋とは違って,いわば「上流(?)」の方々。政治家や,財界のお偉方や,高級官僚や,俗に「粋人」と呼ばれるおじさん方などなど…。最近だと,「有名タレント」なんてぇのもいるかもしれません…
2005/07/01
「門前の小僧,習わぬ経を読み」という諺があります。高名なお寺の門前町の商家の小僧,毎日お寺から聞こえてくる読経を聞くともなしに耳にしているうちに,いつしかすっかり暗記してしまっている,というお話。何事もひとつのことを繰返しているといつしか身についてしまう,ということのたとえのようです。 「オヤジの叱言」とか「おふくろの格言」などというのもこの種の言葉かもしれません。(毎日のように聞かされていると「またか…」とろくに聞いてもいないのに,大人になってみると息子に同じ事を言ってたり…というやつ)…
2005/06/01
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