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概要

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5れにより製品組成の安定化を図った(図4参照)。 制御方式の決定までの主な検討頂目を以下に示す。・これまでの運転操作方法のつぶさな解析と,固有動特性の測定,把握。・物質収支に基づく組成の直接制御方式の導入検討。 基本的には,次式に従ってのD / F一定制御化。  D=F(z- x)/(y- x)     D:留出液流量   F:フィード流量z:F 中の低沸点成分モル分率y:D 中の低沸点成分モル分率x:缶出液中の低沸点成分モル分率・リボイラ熱入力操作へのフィードフォワードの適用検討(非干渉化)。・実ガスサンプルによる高速ガスクロの性能テスト。・分散型DDC テスト機による最適制御ロジックの探索,チューニングパラメータの決定。・システムバックアップ方式検討。・マンマシンインタフェースの方式(操作性)検討。・既設計器類とのシグナルアイソレーションの検討。 システムの中で適用した主なアルゴリズムを挙げる。・Lead / Lag,可変バイアス(F / F 制御)・ギャップ付PID…… ARC-1,TRC-1 4. 評価 分散型DDC とオンラインガスクロの採用により,年間で1,000万円以上の省エネルギーが図れた。このような例は,何よりもまず実践してみることが重要と考える。導入当初は事前のテストも含めて,かなりのステップを踏んだが,それはむしろ初めてのものを導入するという面からのノウハウの取得ということで大きな意味があったと考える。一方,分散型DDCはツールとして既設の部分的なアドバンスト制御への変更や,より複雑な制御へのトライには極めて有効であり,必要不可欠なものであるとさえ思える。今後の課題として,たとえば既設プラントヘの適用時にこれまでオペレータが持っているアナログ感覚とのマッチングをどのように進めるかも一つと考える。図3 変更前の運転データ(1 日目をベースに10 日間の変動値をプロット)図2 変更前蒸留塔制御フロー図4 変更後制御フロー