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計装Cube71 再考「プロセス制御」
アドバンストプロセス制御の新しいパラダイムを探る
―現場に根ざした活動からの提言


アズビル 小 河 守 正
2015年9月
キーワード「制御/最適化/設計」


 本稿では第一に,化学プロセス制御の現場で用 いるモデルと制御技法を概観し,その応用動向を 総括する。さらに,古典的アドバンスト制御など の応用を阻害している要因についても考察する。 第二に,プロセス制御の主体であるPID制御を おろそかにする傾向に対して,まず警鐘を鳴ら す。そして,最近開発されたモデルフリーな直接 的PID調整法について詳述する。ここでは,閉 ループシステム同定の必要性についても触れる。
 第三に,古典的アドバンスト制御の応用加速を 提言する。国を挙げて省エネルギーが叫ばれてい る今こそが絶好機である。モデル予測制御に比べ て少ない費用で短期間に実現できる特徴を活用し たい。ソフトセンサを含む応用事例から,その有 用性を主張する。第四に,近年国内では,特殊な 機能を持つポリマなどの新製品を,バッチプロセ スで少量生産する傾向が強くなっている。その現 場最前線からは,反応温度の精密制御が強く要求 されている。

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