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計装Cube68 計装現場力を確保するために
         テーマ@:現場力向上のためのテクニカルエレメント
現場課題を解決するオプトソニック 熱量計の開発と検証結果

東京ガス 中 村 直 樹
理研計器 石 黒 智 生
2014年11月
キーワード「品質管理/制御/分析」

    

 都市ガスの熱量は品質管理上重要な数値であ り,厳密な制御・管理を実施している。
 天然ガス(NG)に熱量の高いLPG を添加する ことで,熱量を一定に保っている。熱量制御は フィードフォワード制御(FF 制御)とフィード バック制御(FB 制御)の2 つの方式により行われ, LPG の添加量が決定される。
 熱量制御用の熱量計は高い応答性と高い精度が 求められる。現在,東京ガスでは,主に応答性に 優れた密度式熱量計を制御用熱量計として使用し ている。
 密度式熱量計は測定ガスの「密度」からその 「熱量」を求める熱量計である。メタンをはじめ とするパラフィン系炭化水素ガスには「密度」と 「熱量」の間に比例関係がある。このため,密度 式熱量計の測定密度から熱量を求めることが可能 となっている。
 しかしながら,計器の測定原理上,窒素をはじ めとする「密度を有するが熱量を持たない雑ガ ス」が測定誤差の要因となる問題がある。
 現状は,窒素濃度が変化する場合には熱量の SV 値を変更することで,窒素成分の熱量制御へ の影響を抑制している。このバイアスは設備の稼 働状況やガスクロ分析結果からオペレータが都度 入力する必要がある。

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