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計装Cube68 計装現場力を確保するために
         テーマ@:現場力向上のためのテクニカルエレメント
発電プラント計装設備の 信頼性向上への取り組み
―HART 通信利用計器監視システムの構築

岩 井 正 隆
2014年11月
キーワード「教育/更新/安全・環境」

    

 DCS(分散型制御装置)とフィールドに点在する 圧力発信器など現場計装機器をつなぐ4-20 mA のアナログ信号配線に,1 mA 以下の周波数変調 したディジタル通信を重畳するのがHART(Highway Addressable Remote Transducer)通信である。 近年広く化学プラントなどに導入されている。
 発電プラントでは,従来は定期検査時にコミュ ニケータと呼ばれる端末や簡易PC で,計器の調 整・データ収集や計器異常の確認・調整に単発的 にHART 通信使用していたが,プラント運転中 にHART 通信を常時使用する計器監視システム を構築した。発信器が数百台,制御弁が数十台接 続される大規模な監視システムであり,計器の異 常監視,情報監視,傾向監視をオンラインで行え る。さらに,制御弁に関しては,初期設定からの 開度や空気信号のずれなどきめ細かい傾向管理が できる。運転中にこれらの計器の傾向管理できる ため,周期的に実施していた点検に代わって,あ らかじめ優先順位を決定して計画的な補修や調整 が行えるため,計装設備の信頼性を向上させるこ とが可能となった。

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