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計装Cube62 ワイヤレス計装本格導入への現場的視点〜その要件とは何か
信頼性のあるフィールド無線システムの提案


横河電機 吉 岡  毅
2013年7月
キーワード「通信/伝送/監視」

    

   当社はインダストリアル・オートメーション用無線規格ISA100.11aに基づいたフィールド機器の無線製品を発売し,無線ソリューションの提供を始めて今年で3年が経過した。
  当社は,現在,国内外の石油,化学,電力,ガス,鉄鋼,製紙,医薬等の分野で多くのユーザにISA100.11a準拠の無線フィールド機器を納入している。また,無線システムのさらなる導入・応用拡大のためユーザと共同研究の契約を結び,機器設置や電波外乱が無線通信性能に与える影響や新たな無線インフラ用途の研究をユーザのプラントにおいて進めている。このような活動の中から,無線機器の点検時などで一時的に容易に利用したい要望がある一方,本格的な導入の要望も増えてきている。特に,本格導入を考えた場合に,I/O点数が増えるほど無線の信頼性が極めて重要になることを改めて理解した。
  当社は,無線インフラの信頼性向上のために,機器に搭載する無線ハードウェアはもちろん,無線システム構成が重要と考えている。また,2.4GHz周波数帯の特性から,互いに通信し合うアンテナ同士の見通しが確保できる設置をすることが望ましいという制約がある中で,見通しが確保できず無線の中継器が必要となった場合,中継器の配置も信頼性に対して影響が大きいと考えている。

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