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計装Cube62 ワイヤレス計装本格導入への現場的視点〜その要件とは何か
無線通信の最適活用に向けて


HART協会 薗 田  薫
2013年7月
キーワード「通信・伝送/標準化/規制」

    

    今年,20周年の節目を迎えるHART通信は,1993年にオープンな通信技術として開発され,幅広い範囲に適応可能な通信技術である。HART通信は,4-20mAのアナログ信号にHART信号を重畳させる通信方式とHART通信だけを行うフルディジタル通信方式の2種類の通信方式を提供しているが,開発当初は,アナログ信号にHART通信を重畳される方式が中心であった。(図1)
  当時は,コミッショニングや定修時などの機器点検・調整などを主目的として使用されてきた。今世紀に入り,プラントの効率的操業や安全性の向上のため,機器や設備の状態監視,診断を目的とした機器情報収集のための手段として活用されるようになってきた。それに伴い,HART通信技術は機能向上を重ね,2003年にはHART 6,2007年には,HART 7を開発し,市場の要求に応えてきた。2012年現在では,プロセスオートメンションで使用されるフィールド機器の約50%を占め,累計の実装台数は3400万台を超える状況となっている。

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