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計装Cube61 海外システムによる計装事例
米国公共水処理施設におけるプロセス自動化システムの導入と統合化事例


ロックウェルオートメーションジャパン 小 林  誠
2010年6月
キーワード「標準化/制御/監視」

    

  生産性を向上するために,古くなった分散制御システム(DCS)を新しい制御システムに改造することは重要であるが,多くの人がそれを複雑な課題と捉えているのが現状である。改造に伴うダウンタイム,システムの信頼性の確認,新しいシステムに使用される制御機器の学習,メンテナンス,および交換部品など,さまざまなことを考慮して改造を進めなければならない。最善のシステムに移行するためには,経験のあるエンジニアと専門的な技術者が必要である。また,スムーズな移行のために,スケジュールと予算の管理も重要になってくる。

写真1 マッカラー
複合水処理プラント
  ここでは,さまざまな課題を解決しつつ,制御システムの改造を行った,米国の水処理施設の例を紹介する。米国コロラド州で,コロラド・スプリングス近郊に水を供給しているコロラド・スプリングス・ユーティリティ(以下,CSU)は,年間約911億リットルの水処理を行っている。公共施設として,優れたサービスを提供しつつ,コストを抑え,妥当な設備を整え,地域に貢献することが課されている。
  数年前よりいくつかのプラントをアップグレードして生産性を向上させていたが,2009年5月に,マッカラー複合水処理プラント(写真1)で全面的な設備改造を行うにあたり,統合制御システムを採用して,他のプラントとの標準化も図った。

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