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計装Cube61 海外システムによる計装事例
操業環境の変化に対応する高度制御の継続的活用


アスペンテックジャパン 西  洋 一
2010年6月
キーワード「標準化/高度制御/事例」

    

  成熟経済の到来が言われて既に20年近くになろうとしている。高度成長時代に日本を牽引してきた石油精製・石油化学・化学などの装置産業も,バブル崩壊や同時多発テロ,リーマンショックなど様々な試練を経ながらも,生産の効率化や高付加価値化を進めることで,大きな時代の変化に対応してきている。
  ただ,明らかに言えることは,より多くをより安く製造する時代から,多様性と高付加価値を求める生産にシフトしてきており,製造マネジメントにも柔軟で迅速な環境対応が求められている。
  アスペンテクノロジー社は,Aspen DMCplusを始めとする多変数モデル予測制御の主要な技術を保有しており,既に世界で6,000以上のプロジェクトを実施してきている。FCCやエチレンコンプレックスなどの経済効果の高い複雑な装置の実績も世界各国の様々なプロセスで,それぞれ数百の実績を保有している。
  数年前の弊社の調査では,このような実績の高度制御プロジェクトの多くが,操業環境の変化に対して適切にモデルの保守が行われておらず,想定された効果を出し切っていないことが判明した。
  したがって,弊社は高度制御パッケージを継続的に効果的に活用する仕組みの開発を進めてきており,海外で大きな成果が報告されている。このような成果は,パッケージの機能にも盛り込まれ,最新のV7.1ではAdaptive Modeling(適用モデル)というコンセプトで,モデルの監視や改良が非常に手軽に行える機能を提供している。

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