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計装Cube59 運転訓練シミュレータと運転への新たな応用


オメガシミュレーション 横 山 克 己/河 野 孝 史
2011年3月
キーワード「教育/運転支援/作業支援」

    

 プロセス産業は,グローバル化による競争力強化,地球温暖化への取り組み,装置の老朽化とプラント事故の増加への対策,市場要求への柔軟な対応 (低ロードや原料の多様化),技術伝承と現場力強化などの多くの課題を抱えている。また,そのプロセス産業で運転を支えているオペレータには, 安全運転はもちろんのこと,安定運転の実現,品質の維持,計器室統合による多能化が求められている。
  2007年問題は再雇用などで猶予を得たが,いよいよ待ったなしの状況になってきた。また,オペレータの人員構成はふた山あると言われており, 向こう10年で半数近くが退職するという。技術伝承ではベテラン・オペレータの暗黙知を形式知化する試みや,ベテランと新人をペアにしたOJTなど,各社さまざまな工夫を行って乗り切ろうとしている。しかし,定修の間隔が開いてスタートアップの頻度が減っており,自動化・システム化によるブラックボックス化が進み,身をもってトラブルを体験する機会も減っている。新人を育成するのは容易でない状況だが,体験型の運転訓練のために,シミュレータが活用されている。
  本稿では運転訓練シミュレータの構築環境である「OmegaLand」について説明し,さらにこれを応用した次世代運転システムを紹介する。

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