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計装Cube59 リアリティを追求した運転員教育シミュレータの活用


インベンシスプロセスシステムス 広 浜 誠 也
2011年3月
キーワード「教育/運転支援/操作」

    

 高圧ガス保安協会の統計によれば,国内の高圧ガス関連の事故件数はこの5年間で約3倍に増えている。失われた十年間の設備投資の抑制による設備の老朽化が,その主原因であったと言われているが,団塊世代の熟練運転員の多くが退職する時期を迎え,事故発生の危険はさらに高まりつつあると考えられる。
  プラントにおける事故発生を未然に防ぎ,安全操業を実現するためには,安全計装システムなどの設備面だけでなく,危機対応能力のある熟練運転員を養成するなどの人的な面からのケアが急務となっている。しかし,熟練運転員の育成にはさまざまな実務・トラブル対応経験が必要であり,通常7年〜10年を要するのが一般的である。これに対して,運転員教育シミュレータ(OTS)を用いることにより,上記の習熟期間を2〜3年程度にまで短縮することが期待されている。
  本稿では,初めにOTSが満たすべき要件について考察し,弊社の取り組みを紹介する。

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