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計装Cube57 安全操業へのリスク低減
−制御システムセキュリティ対策の動向と タスクフォースミッション


IAF 運営委員会幹事/VEC事務局長 村 上 正 志
2012年1月
キーワード「安全・環境/管理/最適化」

    

 安全操業を確保する上で,制御システムセキュリティのリスクが急上昇している。こうした中,2011年10月28日に経済産業省商務情報政策局主催で,制御システムセキュリティ対策タスクフォースが立ち上がった。
  制御システムや制御装置が標的型サイバー攻撃を受けて,閉まっていなければならないバルブが開いたり,フィードバック制御していなければならないダンパが閉まったりすると,大事故につながる。特定の制御製品をターゲットにしたマルウェア「Stuxnet」が登場して広がれば,その制御製品が使われている社会インフラやライフラインの施設や生産制御システム,制御装置が脅威となる。制御製品のシェアが高ければそれだけ被害も大きくなる。
  それが,制御システムセキュリティの脅威である。制御システムセキュリティの範囲は,制御情報系システムネットワークのシステム範囲と制御システムネットワーク範囲の二つに分けられる。情報システムセキュリティの技術は,制御情報系システムネットワークの範囲では活かされるが,制御システムネットワーク範囲ではそのまま使える状態にない。本稿では制御システムセキュリティに関する脅威,対策タスクフォースのミッション,今すぐにできる対策などについて,以下,述べていく。

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