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計装Cube55期待が高まるワイヤレスネットワーク
産業用無線LAN−リアルタイム制御−


シーメンス・ジャパン 原 田 光 雄
2011年10月
キーワード「通信/ワイヤレス/標準」

    

 FA(Factory Automation),PA(Process Automation)およびBA (Building Automation) において,最も注目されている技術の1つが無線技術である。自動制御では,テレコン,無線LAN,Bluetooth,WirelessHARTなどが代表的な無線技術として利用されている。これらの技術を通信規模で簡単に分類すると,広域無線通信のテレコン,敷地内・工場内などの中域無線通信の無線LANそして,近傍無線通信のBluetoothおよびWirelessHARTとなる。無線技術はこれまで主に1対1の通信に利用されてきたが,これらの通信技術を取入れることで1対複数の通信への用途が増加することとなり,保守コストだけではなく,生産性の向上に大きく貢献することが期待できる。
  一方で,ユーザの立場からは,通信(配線)が見えないことによる不安,通信の確実性に対する不安,信号が広角に放出されることによる漏洩の不安,さらに外部要因によるパフォーマンスの低下に対する不安など多くの不安要因があげられる。実際にこれらの不安要因が全くない訳ではないが,そのほとんどを,現実的に問題とならないレベル(有線と差異のないレベル)まで小さくすることが可能である。
  無線がメリットを提供できるアプリケーションでは,用途に合った無線器を正しく運用することで,機器または制御システムの生産性を大きく向上するとともに,接触部分がないことによる故障率の低下と消耗品の削減などメンテナンスコストを低減することが可能となる。
  ここでは,シーメンスの産業用無線LAN技術がPROFINETのインフラとして標準的に使用される理由について解説することでユーザが持つ不安を解消し自動制御システムのさらなる効率化を目指す。


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