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計装Cube54
防爆型ポータブルガス検知器


理研計器 松 田 浩 司
2011年5月
キーワード「安全/防爆/検知」

    

 1939年の会社設立以来,オイルタンカーや炭坑などでの爆発事故防止のため,種々の検知器を製造,販売してきた当社にとって製品開発,特に引火性,爆発性を有する可燃性ガスを測定する製品開発において,製品の防爆性は非常に重要な要素となっている。これは,ガス検知器自体も可燃性ガスが存在する現場で使用する電気機器であるため,防爆性が求められることは当然なことだからである。
  当初は炭坑での爆発防止に用いられてきた当社検知器も,60年代に起こったエネルギー革命により,石炭由来のメタンガスや原油由来のガス測定から,原油を精製して作られた石油製品由来のガス,およびナフサから分解製造される各種基礎石油製品由来のガスなどによる爆発防止へと,主力燃料の転換とともに検知器主要用途も変化していった。今日では,定点連続測定用の定置式ガス検知器から作業者が作業現場へ携行して測定を行う携帯型ガス検知器に至るまで,測定目的に応じて様々なタイプの防爆型ガス検知器が存在している。測定対象も可燃性ガス濃度のみならず,酸欠事故を未然に防ぐための酸素濃度や,人体に重大な悪影響を及ぼす可能性のあるガスによる中毒防止のための毒性ガス濃度測定など幅広くなっている。

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