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計装Cube54
防爆安全と機械安全の双方に対応する 本質安全防爆構造セーフティリレーバリア


IDEC 山 ア 博 文/林  良 樹
2010年9月
キーワード「安全/防爆/計測」

    

 産業現場での爆発災害や火災事故,機械設備などの問題に起因する痛ましい重大事故の報道を耳にするたび,防爆/安全機器を販売しているメーカ側の立場にいる者として胸の痛む思いがする。これらの労働災害を未然に防ぎ,尊い人命と貴重な財産を守るための最適な機器の開発とその供給は機器メーカにとって最も重要なテーマであり,使命であると考えている。
  防爆関連の法規や規格の整備,防爆機器の検定制度によって,爆発火災を防ぐための「防爆安全」に対する対策の重要性は広く認知されてきたが,近年,労働安全衛生法の改正などによって労働環境における「機械安全」に対する対策も重要視されるようになってきている。すなわち,爆発性雰囲気(以下,危険場所という)の産業現場で機械設備を使用する場合は,防爆安全と機械安全の両方が要求されるのである。大手自動車メーカの塗装ラインなどは早くからこの要求に対応を始めているが,他の該当事業所で防爆安全と機械安全の双方を実現しているケースは決してまだ多くないのが現実であろう。防爆安全には対応しているが,機械安全には対応していないケースの方がまだ圧倒的に多いと推察している。その理由として,防爆安全と機械安全の双方を実現する適切な機器がこれまで国内には存在していなかったことがあげられる。

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