<

計装Cube53 運転改善への“現場力”の向上と実践
DCS全面更新における現場力の向上と実践


出光興産 小 川 泰 雄
2011年6月
キーワード「更新/最適化/作業支援」

    

 1980年前後に各計装メーカから分散型ディジタル制御システム(DCS;Distributed Control System)が市場に投入され,プロセス産業分野にも自動化および省力化,制御性改善を目的に多数のシステムが導入された。当社徳山製油所・工場においても1985年のエチレン装置を皮切りに従来のパネル計装をDCSに更新してきたが,現状は次の問題点を抱えている。
(1)DCS導入後,約20数年を経過してシステムの拡張性の限界,電子部品の劣化等で全面更新の時期を迎えた。
(2)生産現場においては,日常的に発生する問題を自ら解決する能力が必要である。これらの諸問題を発見する能力(変化対応力)と自立的に解決する能力(個別対応力),いわゆる現場力が求められるが,大量勇退に伴い,現場力を維持向上するために若手社員の能力向上が急務である。
  そこで,これらの問題を解決するにあたり,DCS更新に合わせて現場力を引き出し,生産技術の向上と伝承につなげるためのシステム構築が必要である。

関連文献

このコンテンツの全文を閲覧するには会員登録が必要です。
未ログインの方は画面右上部の「全文を読む」というテキストをクリック後表示されるログイン画面にIDとパスワードを入力してください。既にログインされてる方は画面右上部の「全文を読む」というテキストをクリックすると全文表示画面に移動します。
会員登録がまだの方はこちらから会員登録をしていただけます