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統合化されたプロセス制御と安全計装

ABB日本ベーレー 岸 本 八 郎
ABB 西 村 信 洋
2008年10月
キーワード「安全・環境/標準化・規制/制御」

1.はじめに

近年のグローバル化と変化の速い世界経済に対応するだけではなく,地球環境と安全への配慮が,企業の発展と生き残りへのキーワードとなっている。特に,厳しいコスト競争の中で,人命,設備,財産,環境および地域社会を危害から保護するという社会的責任が求められている。そのような環境下で,安全に関する法令・規格・標準に対応可能な機能をもち,さらに経済性・柔軟性・拡張性などを考慮した安全システムが必要とされている。 1970年代にプログラム可能な電子式安全システムが紹介された時から,異なるシステムアーキテクチャの統合化,つまり安全計装とプロセス制御の統合化が好ましいのではないかという方向性についての議論がなされてきた。一方,IEC 61508/ 61511における安全計装の独立性の記述から,高いレベルを求める安全計装では,統合化は実際には即さないという理由で,統合化に対して「分離」を唱える意見もある。しかしながら,“物理的な分離もでき,組み込み型の統合もでき,さらに,混在もできる”という新しい統合型の安全計装の採用においては,コストを大幅に下げることができ,最大稼働率と最小リスクで制御と安全の両方の目的を達成できることが期待できる。

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