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安全計装システムにおけるリスク評価の進め方

日揮 原  信 幸
2007年7月
キーワード「安全・環境/標準化・規制/計測・制御」

1.はじめに

  近年,衛生(H),安全(S),環境(E)に対する国際社会の関心は一層高まってきている。
米国OSHA (Occupational Safety and Health Act)における PSM (Process Safety Management)の導入やEUにおけるセベソ指令の発行などに代表されるように, プラントに関わるさまざまな企業活動において「企業の社会的責任」が重要視され,HSEに対する要求が変化してきている。 一方,従来は機械的な対応が中心であった安全システムにコンピュータを導入する動きが盛んになり,1998年には電子機器を対象にした 国際安全規格IEC61508,2003年にはプロセス分野向けの規格IEC61511が発行された。また,これに対応して1999年にIEC 61508を翻訳した JIS C 0508が発行され,国内外を問わず最近の石油,化学,ガス等のプラントでは,国際規格IEC61508/61511の概念に基づいた安全計装 システムの導入を求めるケースが増えてきている。 
  本稿では,近年のHSEに視点を置いたビジネス環境変化の中で,安全計装システムの導入に際しポイントとなるリスク評価について, 具体的にどう取り組めばよいのか,これから導入しようとしているユーザに向けて,なぜ必要なのか,考え方や基本事項をまとめてみたい。 2章,3章では,法規・国際規格の概念,4章ではその概念に基づいたプロセス安全計装システムに要求される安全度水準を合理的に決定する 具体的方法を紹介する。

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