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品工場における安全操業と品質安定化の
ためのオペレータ作業支援

岩井機械工業 河 内 伸 仁/岡 田 史 弘
2007年9月
キーワード「特別企画/運転支援/作業支援」

1.はじめに

最近,ますます「食の安全・安心」が注目されているが,これに対し,食品メーカではリスク管理をベースとしたアプローチがなされている。その一つに食品トレーサビリティシステムがあり,履歴を管理し,前後工程の紐付けを行うことで遡及・追跡が可能となる。この履歴を管理する過程の中で,現場における誤操作を防止し,確実な操作を促すための手段として,計装メーカや装置メーカ,各ベンダなどから様々なシステム・ソフトが販売されているが,エンドユーザにとっては一体どれが自社にマッチするのか。ISO22000,HACCP等,各社リスク管理に取り組み,模索している。
  工場に目を移すと,現在の工場は,ITの恩恵による各種システムに取り囲まれて管理されている。特にMESを中核としたシステム展開がなされているが,製造現場はまだまだ操作が多い。現場操作といっても,製造時の運転操作だけでなく,異常時の対応や,故障などのメンテナンス時の対応等,各オペレータが作業内容をすべて把握して対応できるとは限らない。乳・飲料工場では,各社の事情から,製造オペレーションに関する考え方に2通りの方向性が見られることを以前紹介させて頂いた。
  そこで今回は,現在の食品工場で求められる確実な操作,安全な操業を実現しつつ,安定した製品品質の確保を目指したシステムに対する弊社の取り組み,並びにメンテナンス業務における技術伝承への取り組みとして,弊社の作業支援システムをご紹介したいと思う。

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