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安定運転と技術伝承に向けたデータベースの活用
兜H化システム 川野 裕己
2005/10
2005/10
キーワード「監視/運転支援/操作」
1.データベースシステム開発のねらいと背景
製造現場では,団魂世代の定年退職が加速的に進み技術伝承が課題とされていた。団魂世代といわれる方々はプラント建設を担当し,また運転管理や作業要領の基礎を築き上げてきた人材で,豊富な経験とノウハウを持っている世代である。この方々の技術知識を後輩へ文書として確実に,しかも加速的に伝承することは,安定安全運転を継続する上で必須事項であった。
現実に最近は,過去に起こした事故などと同一トラブルが発生しており,また職域拡大(少人数化)によるヒューマンエラーに起因するハットヒヤリが急増している。これらの現状を踏まえ,紙面で管理されているため利用されていない過去の貴重な情報を教育資料として利用し,ベテランのノウハウを伝えていく仕組み作りが求められていた。このため日々の安全活動において,「ゼロ災日誌」や「ハットヒヤリ情報」などの文書を活用し,安全意識の向上に努めてきた。しかし生産活動では,「運転指示書」を発行し,運転に関する情報の一元管理を図ってきたが,これらの文書の運用形態は検討や回覧,周知徹底に時間を要し,最優先されるべき情報が迅速に伝わらない。さらに古い情報の氾濫による伝達不足という問題点もあり,「紙による情報伝達の限界」を感じていた。
そこで当社では,最新で正確な情報をいつでも,どこでも,誰もが,停滞なく確認できることを目的にデータベースの開発を行った。
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−「熟練オペレータの映像記録と行動の解析でスキル蓄積と活用」/東洋エンジニアリング - e-ラーニングによるエンジニア育成への取り組みとその考え方/三井化学
