計装Cube23 関連文献
酸素工場におけるOPCデータ統合と操業管理

鰍iFEサンソセンター  清 勉
2007/4

キーワード「通信・伝送/情報化/制御/監視」

1.はじめに

   市場の変化が激しい現代においては,操業の計画は頻繁に変更になる。そして,製造プラントの運転では,その変更にすぐに追従することを求められている。本稿では,そんな環境の中で,操業管理システムを構築する際にOPCを利用した事例を紹介させて頂く。
 酸素工場は,空気を原料とし空気分離装置により酸素・窒素・アルゴンを分離し,圧縮機で製鉄所内の各プロセス工場へ,必要なガスを圧送する任務を担っている(写真1)。したがって,製鉄所が操業している限り,工場の操業は止められず,製鉄所の各プロセス工場の操業に合わせて,必要な量のガスを供給しなくてはならない。そのため,空気分離装置や圧縮機などの設備を複数台備え,ガス供給を途切れることなく操業している。
 一方,グローバルな競争をしている鉄鋼業界においては,コストダウンを強力に推し進めており,操業の合理化や少数精鋭化は必須とし,日常努力しているところである。現在,JFEサンソセンターの京浜工場では,空気分離装置:4台,液化装置:1台,アルゴン装置:1台,酸素圧縮機:4台,窒素圧縮機:4台で操業を行っているが,これらの設備を少人数のオペレータで運転を行っている。多くの設備を限られたオペレータで操業する必要があり,プラントデータを統合し,1ヵ所で工場全体の操業状況を把握できるシステムが求められていた。

このコンテンツの全文を閲覧するには会員登録が必要です。
未ログインの方は画面右上部の「全文を読む」というテキストをクリック後表示されるログイン画面にIDとパスワードを入力してください。既にログインされてる方は画面右上部の「全文を読む」というテキストをクリックすると全文表示画面に移動します。
会員登録がまだの方はこちらから会員登録をしていただけます