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【実践】プロセス分析計の安定稼働への挑戦

三菱化学エンジニアリング 岸 本 俊 生
2003/7

キーワード「メンテナンス/技術伝承/TCO」

1.はじめに

 プロセス分析計(以下分析計)は,他の計測機器に比較してメンテナンスを確実に実施する必要がある。昭和40年代の三菱化学水島事業所(以下三菱化学)における分析計はメンテナンス手法が完全には確立されていなかったため,安定稼働にはほど遠くユーザである製造現場は,その指示値を信頼し運転指標に活用できる状況ではなかった。
 指示値は常にラボラトリーの分析値と対比する必要があり,製造現場の負担は大きいものがあった。また,分析計購入費用は概して高額であるが,前述のような状況のため投資効果上大きな問題となっており,早急な改善が必要であった。
 このような背景のもと,分析計のメンテナンスを専門に行う組織が発足し,メンテナンス手法の確立や各種の改良改善により安定稼働を達成し,生産制御や品質管理に組み込まれ,生産活動に欠かすことのできない重要な計測機器となった。
 ここでは,専門組織として発足以降の足跡を振り返りながら,分析計のメンテナンスについて言及する。

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