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汎用機器を活用した「現場完結型」パソコンレスPLC計装制御システム

宮本工業所 向 井  昌
2006/3

キーワード「工業炉/教育/PLC計装」

1.はじめに

  プラント制御の現場においては,マンマシン・インタフェース(以下MMI)はWindows環境で動作するのが一般的となっている。確かにWindows環境上では多種多様なソフトが用意されており,どのような要望にも応えることができるようにも思われるが,一方,最小限のMMIで運転が可能な設備も世の中には数多くある。極論すれば,ほとんどの設備は大げさなMMIを必要としておらず,廉価な調節計や指示計および操作ボタン類があればよしとする設備が多いのも事実である。
 したがって,このような設備では,カスケード制御や補正演算といったアドバンス制御や,トレンド記録による操業分析も行われていないため,制御性の改善や,運転の効率化といった検討も行いづらいという側面もある。
 その背景として,設備メーカは設備自身がさほど複雑ではないこともあって,最小限の自動化を行えば,設備の運転という目的を達成できると設備メーカ自身が判断しているからである。計装に関するコストをできるだけ抑え,設備全体のコストを抑制させることが優先事項になっているからと考える。
 設備メーカである弊社においても,付加価値のある制御は行いたいが,設備コストも抑えたいといった矛盾を持っており,その矛盾を解決する手段として,10年ほど前よりPLCによる計装制御に着目し,試行錯誤を繰り返し現在に至っている。

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