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バッチ制御におけるMES構築の視点〜標準化技術とPart11対応への取り組み

岩井機械工業 加 藤 晶 宏
2003年11月

キーワード「生産情報管理/標準化/Part11」

1.はじめに

 計装業界においてMESが認知されて久しい。しかし,MESの定義と実際の解釈および実施については,業界ごとに少々温度差があるように思われる。各ベンダからは,MESパッケージと称するシステムが提供されているが,その実態は,システム形態による違いもあるが不透明な場合がある。
 MESは各企業で導入計画が立案され,構築・運用されているが,当初の計画通り・期待通りの効果が出ている例は多いとは言えないであろう。その要因の一つは,ユーザの要求仕様を満足するための計画やステップは存在しても,工程通り進まない場合や,その内容が曖昧な場合が多いためである。このため,依然として造り込む部分が多く発生することになり,また仕様の差異が明らかになった場合には,その整合性を図るためにベンダへの対価が発生する場合もある。
 全てがこのような状況ではないだろうが,これらを解決する策として標準化技術の導入が考えられる。医薬業界等バッチプロセスが多い業界では,S88をはじめ多くの標準化技術が注目されている。
 本稿では,弊社の現状を踏まえて,医薬業界等バッチプロセスにおけるMESや標準化技術について紹介し,そして昨今注目されているFDA 21 CFR Part 11について,事例を交え,プラントメーカの立場から考察する。

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