計装Cube8 関連文献
PLC計装を活用した研究開発のスピードアップと生産性向上への取り組み

三菱化学科学研究センター 杉原 義彦
三菱化学エンジニアリング 高橋 栄司
オムロン 岡 五十
2005年3月

キーワード「LA/開発支援/LUNA」

1.はじめに

世界的な価格競争に打ち勝つため,多くの日本の製造業が安価な労働力を求めて,海外へ生産拠点を移している。特に,労働集約型の産業や製品の付加価値の少ない産業は,もはや国内では成り立たないのではないかとも言われている。こうした中で,日本の製造業は高付加価値製品や独創的な技術を生かした価格競争力のある製品をより早く生み出し続けなければ,生き残って行くことができなくなる。このためには,競争力のある商品を生み出す研究開発が重要であり,研究開発の生産性をいかに向上させるかが,企業や研究機関で大きな課題となっている。

薬品や化学製品などの新製品開発の現場では,スクリーニングなどのように,膨大な組み合わせ実験が行われている。これを処理するため,多くの人と時間をかけた人海戦術で対応していたのでは,時代の流れに乗り遅れることになる。このような研究現場では,研究者が本来の仕事である知的活動により多くの時間をかけることができるよう,実験操作が比較的単純で,長時間に及ぶものや常時監視が必要のない部分を自動化し,研究者を支援するラボラトリーオートメーション(LA)に対する要求は大きい。

本稿では,三菱化学科学技術センター,三菱化学エンジニアリング,オムロンの3社が協力して取り組んでいるLAシステムの概要を紹介する。

このコンテンツの全文を閲覧するには会員登録が必要です。
未ログインの方は画面右上部の「全文を読む」というテキストをクリック後表示されるログイン画面にIDとパスワードを入力してください。既にログインされてる方は画面右上部の「全文を読む」というテキストをクリックすると全文表示画面に移動します。
会員登録がまだの方はこちらから会員登録をしていただけます